【本】後 誠介「紀伊半島大荒れ 大地の成り立ちからみた豪雨災害」*著者サイン入り

東日本大震災から半年後、紀伊半島を襲った大水害はどのようにして起きたのか

「遅くとも、土砂災害警戒情報」で行動を!
破局的な土砂災害が、住民への避難を促す情報が発表されないまま起きた、という驚きの事実。
「あっという間に、避難できなくなる」事態に陥らないために、小さくとも危険な兆しを見逃さない。
私たちは、自然災害が大きな災害となるしくみを今こそ知る必要がある。

著者の後誠介さんは地質学が専門分野で、熊野物産のある新宮市の隣町、那智勝浦町出身・在住の先生です。
地元の中学校、高校で教鞭を執り、校長先生で退職後、防災関連の要職を歴任。
熊野物産を運営している熊野新聞では毎年「地質の日」や不定期に寄稿しています。

「熊野の大地シリーズ第2弾」は、2011年9月に紀伊半島を襲った大水害について書かれた著作です。
東日本大震災から約半年後に起きた大水害は、われわれ熊野に住む者にとって、大変つらい、痛ましい災害でした。
著者は地盤災害合同調査団の一員として現地調査し、「瞬間的に」気づいたことがあったといいます。
それは「でき方のちがう大地は、壊れ方がちがう」ということでした。
日本各地で毎年のように起こる水による被害について、またそのメカニズムについて詳しく知ることのできる著作です。

第1弾の著作「熊野謎解きめぐり 大地がつくりだした聖地」も好評販売中です。

なお、2011年9月の大水害については、熊野物産を運営している熊野新聞社が当時、緊急特集した冊子も販売しています(特別報道写真集「2011(平成23)年9月 熊野地域を襲った台風12号災害記録」)。

■著者
後 誠介(うしろ・せいすけ)
1952年和歌山県那智勝浦町生まれ。広島大学教育学部卒業。1975年から那智勝浦町立中学校教諭、1987年から近畿大学附属新宮高等学校教諭。2005年に附属新宮高等学校校長、同中学校校長で退職。2014年から和歌山大学防災研究教育センター客員教授を経て、和歌山大学客員教授(災害科学・レジリエンス共創センター)、南紀熊野ジオパーク推進協議会学術専門委員。

■出版社 はる書房
■発売日 2022年9月2日
■単行本(ソフトカバー)120ページ

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